擬似インタビュー 〜中島裕翔さん30歳に寄せて〜

 

中島裕翔くん、30歳のお誕生日おめでとうございます。

 

頭がどうかしているのでお誕生日おめでとうブログではなくお誕生日おめでとうインタビューを錬成してしまいました。配役は以下のとおりです。

インタビュアー:私

私:私

 

1聞かれて1000くらい答えてしまったのでインタビューを受けるのって難しいことがわかりました。そして編集者を雇わなかったため編集なしの全喋りを記事に採用しています。申し訳ありません。質問の脈絡も皆無です。なぜならインタビュアーが自分だから。申し訳ありません。

 

 

 

-あなたの好きなアイドル、中島裕翔さんが30歳を迎えられたそうですね。おめでとうございます。

本当におめでとうございますですね。中島裕翔さんがこの世界に30年間存在していることはまずこの地球にとってめでたいかな、そう思っています。

そしてその30年間の一部を私たちに共有してくださっていることに改めて感謝ですね。

 

 

-今日は2023年8月10日。生きとし生けるものにとってかなり重要な日ですが、今日改めて中島裕翔さんに伝えたいことは。

一介のファンが何かを伝えるなんて恐れ多いですが、私が今日、自分の人生を悪くないなと思えているのは紛れもなく裕翔くんのおかげなんです。先日の土スタで「30歳になったからといって特に変わらない」というようなことをおっしゃっていたのでこんな仰々しくブログを書かれるのは迷惑かもしれませんが、私にとって裕翔くんは人生を輝かせてくれる存在で、そんな裕翔くんの記念すべき日は涙が出るくらい嬉しい気持ちになるんです。何かを伝えるとすれば「ありがとう」この5文字に尽きるかなと思います。

 

 

-中島裕翔さんのメンバーカラーは水色と聞きました。

そうなんです。水色、ぴったりだと思いません?(インタビュアー:わかります。)そうなんですよね。まさに「水色」を体現したような存在でいてくださっているなと。多分水色は裕翔くんから生まれた色です。

水色って、まず"爽やか"。そして色味も雰囲気も様々で、はんなりした落ち着いた水色もあれば眩しいくらいに明るいトロピカルな水色もある。個人的に裕翔くんの「翔」には大きくて広い空のイメージを持っていて、これもまた水色っぽいなと思ってます。

そして何よりも素敵でかわいいのは、裕翔くん自身が、メンバーカラーであるために「水色を好きになっちゃった」と発言していることです。ラジオで水色について触れるときも大体「メンバーカラーの水色」と説明をつけてくれます。水色に矜持を持っていそうな裕翔くんを拝見する度に幸せな気持ちになります。

 

 

-水色といえば、MVの世界観が水色だった『春玄鳥』で歌パートの多い中島さんも印象的でした。

春玄鳥ってバドミントンのアニメ主題歌で、メンバーの誰かが出演している作品の曲ではないんです。そんな曲で歌い始めや落ちサビ前パート、落ちサビでのセンターを裕翔くんが担っているのは、やはりメンバーの中でも一際爽やかさを体現する存在だからかなと贔屓目と客観の狭間で考えています。

そして、春玄鳥といえば前回ツアーの裕翔くんがとてもとても素敵でしたよね。まず歌い始め。顔を斜め上に上げながら目を瞑って気持ち良さそうに歌うんです。私はそこでその辺が水浸しになるくらいの涙が溢れそうになりました。近隣席の迷惑になりますからグッと堪えましたが。そして「一瞬も一生も共に」。何度もインタビューで同じことを言ってしまって申し訳ないのですが、このパートを好きなアイドルに歌ってもらえるなんてこれほど嬉しいことはありません。裕翔くんを大好きなこの一瞬も、この一瞬を大切に思い続ける一生も、どれもこれも宝物です。このパートではペンライトを潰れるくらい握りしめました。ペンライトには大変悪いことをしましたが、ペンライトはこのパートの重要性に共感して耐えてくれました。よいペンライトに出会えたと心から思います。

 

 

-今、ツアーの話がありましたが、ライブにおける中島裕翔さんについて聞かせてください。

いや〜語りきれませんね。私はライブにおける裕翔くんが大好きです。どのお仕事をする裕翔くんも尊敬していますし大好きですが、ライブにおける"アイドル"としての裕翔くんには特に強い思い入れがあります。

パフォーマンス、ファンサービス、どれを取っても最高のアイドル。毎回、アイドルの最高到達点だなと思って拝見していますが、次に拝見する機会にはそれを軽々と飛び越えているんです。

まずパフォーマンス。私は2013年以前の裕翔くんをリアルタイムで追っていなかった新規ファンですが、そんな新規ファンでもわかるくらい、ここ数年の裕翔くんの歌のご成長がすごい。元々高い身体能力を生かしていたダンスも近年さらにキレが増している。15周年円盤のソロアングルは観ました?(インタビュアー:観ました。)あれ、最初から最後まで、全部が驚くほどかっこいいですよね。顔の角度も表情も指先も、細部まで行き届いた抜け目のないかっこよさ。暗転中も表情が崩れないので常に人に見られていると意識してるんだろうな。そんな「人に見られていないところでの鍛錬」と「人に見られるところでの意識」、見えるものも見えないものも全部かっこいいんです。

そしてファンサービス。これもパフォーマンスの一種ではありますが。裕翔くんのファンサのすごさはもう有名ですよね。ファンサ曲のみならず、振付曲でターンしながらバーンなんてよくありますし、花道移動中も次から次へと時間の許す限り、時には移動に遅れながらファンサしています。他を圧倒するファンサ量です。そんなファンサがすごい裕翔くん、個人的には昨年のツアーあたりから「質がすごい!」と感じることが増えました。主観ですし、元々質が悪かったわけでは決してないのですが、ファンサする相手と会話していたりちょっとつっこむような動作をしてみたりとより目の前のファンを楽しませようとしている気がしていました。もっと前からそうだったらすみません。切腹します。

 


-それは、ライブでの他の行動にも感じる?

そうですね。ファンサが最たるものではありますが、例えばリフターに立って歌うとき。あの時の裕翔くんは目の前で水色のペンラを振るみんなを全身を使いながら全力で盛り上げようとしてくれるんです。裕翔くんにとってのライブってファンに見せるものではなくファンと一緒に作るものなんだろうなと。その場を楽しんでいるというか、歌うときも踊るときもファンサするときも、すっごく気持ちよさそうにやってくれるんです。斜に構えずまっすぐとアイドルを全うして、それに誇りを持ってらっしゃるんだろうなと勝手に解釈しては、その度に幸せな気持ちになっています。

 

 

-#マンホール、最高でしたね。

最高でした。ネタバレを放流できないので具体的には言えませんが、とにかくすごかった。裕翔くんへの当て書きなのもあり、裕翔くんの併せ持つ陰と陽の雰囲気どちらもなければできない役柄。裕翔くんの身体能力がなければできないシチュエーション。まずもってそもそも映画が面白い。こんなに最高なことあっていいのか?!と思いながら映画館に通い詰めました。

 

 

-今後のお芝居仕事について楽しみなことは。

まずはひげよ、さらばですね。目下私の生き甲斐です。そのためだけに生きているといっても過言ではありません。本気ですよ。そして、裕翔くんが最近よくおっしゃっている「ジョーカー」のようなヒール役はマストで楽しみです。#マンホールが全世界で公開されているこのタイミングであればお話のひとつやふたつ、百くらいはきているんじゃないでしょうか。私がキャスティング権力者であれば絶対にオファーしています。そうして芋づる式にオファーがどんどんくるでしょうし、その中で海外作品に出ることも容易に想像できます。私も資金力と語学力を身につけて楽しく応援したい、そう思っています。

 

 

-先ほど話の出た土スタで30歳への心づもりとして「自分がやっていることを長続きできるように、そしてグループとしてもこれからも長くいられるように頑張りたい」と話していましたね。

そうなんです。裕翔くんに限らず、ここ最近Hey! Say! JUMPメンバーがよく似たような発言をしていますよね。心強い一方で何が起きるかわからない、わかった気になってはいけないんだろうなの気持ちもあり、嬉しさと不安が混ざりあっているのが正直なところですが、「今この瞬間にこうやって発言してくれている事実」をありがたく受け取って大切に抱きしめています。

これに関しては、おしゃれクリップでの山田くんから裕翔くんへのメッセージ「JUMPはホームだから、いつでも帰っておいで」もかなり強く印象に残っています。裕翔くんには裕翔くんのやりたいこと、人生があって、それはグループ活動とは切り離して考えることができるものかもしれない。それでも裕翔くんの居場所として、おかえりー!と心から迎えてくれる場所としてHey!Say!JUMPはあるよ、とグループメンバーが言ってくれたことに胸を打たれました。今現在裕翔くんはHey!Say!JUMPは居場所だ、それを継続する大切さへと価値観が変わったと言ってくれていてその言葉を大切に大切に噛み締めているけれど、それが必要ないという価値観に変わる日が来る可能性は0じゃない。考えに考え抜いた裕翔くんの選択ですから、他者がどうこう言うものではありません。勝手に想定すること自体ナンセンスだしとんでもなく失礼けれど、Hey! Say! JUMPにいる裕翔くんが好きすぎるのでそういう想定をして自分を守らないと心が壊れそうになってしまう瞬間があるんです。そんな中、山田くんが裕翔くんの夢を裕翔くんの夢として尊重してくれていること、その上でその夢の中にHey!Say!JUMPという居場所を組み込もうとしてくれていることが私の理想すぎて泣きそうになったのを覚えています。今後のことは誰にもわからないけれど、今この瞬間に我々の心の拠り所でいてくれる、楽しませようとしてくれる裕翔くん、Hey! Say! JUMPに感謝だなと日々思っています。

 

 

-長くなってしまいました。最後に、中島裕翔さんへの愛を。

裕翔くんって、才能の塊なんです。私の目に見える部分は限られていますが、アイドル、俳優、モデル、音楽、すべてにおいてすごい。ずーっと飽きることなく楽しませてくれていて、「見たことのない景色」を見せ続け、期待させ続けてくれている。継続と進化、このふたつを両立して活動し続けるのってきっと私の想像もできないような苦労があるんだと思います。「見たことのない景色」が裕翔くんにとっての夢であり、私の夢なんです。私が私の人生だけでは見ることすらかなわない壮大な夢を、裕翔くんを通して見させていただいてるんです。裕翔くんの苦労を想像しかできない私が大きな夢をお裾分けしてもらえることが幸せで幸せで涙が出てしまいます。裕翔くんを好きでいるのが心から楽しい。私の人生にこれ以上の幸せはない、今はそう思っています。そう思わせてくれて本当にありがとう。そして、どうかどうか、この私の幸せ以上に裕翔くんが幸せでありますように。お誕生日、おめでとうございます。

 

 

君はNo.1

中島裕翔くん、29歳のお誕生日おめでとうございます!

 


今日を迎えるにあたって6月頭くらいから緊張していた。心温まるエピソードですね。

つまり1年の6分の1は裕翔くんの誕生日のことで頭がいっぱいだったことになる。暇そうである。誤解されては困るので言い添えておくと、1年の6分の6は裕翔くんのことを考えている。

裕翔くん28歳の1年間は舞台、ドラマ、CM…と大忙しの大活躍だった。こちらも勝手に多くのことを学び、楽しみ、生きる力をいただいていた。少なく見積もっても6分の7は考えたかったくらいに充実していて、私の人生における「好きなもの」がたくさん増えた1年だった。


JUMP TOP3もそのひとつである。今さら言うまでもないが、28歳の中島裕翔さんはJUMP TOP3を初正解する快挙を成し遂げている。大快挙だ。放送翌日には日本各地の駅前に祝!裕翔くんJUMP TOP3初正解!の幟が揚げられていた気がする。

個人的に胸を打たれたこのJUMP TOP3について、この機会に勝手に振り返ったりまとめたりして裕翔くんへの好きを増幅させたい、という目的で書いている。だらだらと書いてしまったので中身の割に長い。(最悪な予告)

 

  1. 裕翔くんのTOP3の好きなところ

  2. 初正解前の様子

  3. 初正解回の様子

  4. 初正解後の様子

 

1.裕翔くんのTOP3の好きなところ

そんなの星の数ほどあるのだが、決死の覚悟で6つに絞った。星の数→6つなんて朝ドラオーディションもびっくりのふるいのかけ方だ。人として信用できない。

①ペンを走らせる

裕翔くんのTOP3は、他メンバーと比べてペンで書く音がよく聞こえる。もうペンの音すら愛おしい。

ペンのふたを開ける「ポンッ」、とめよりはらいが多そうなペンを走らせる「シャッシャッ」、考えながらペンでテーブルを叩く「トントントントン」、ふたをテーブルに打ちつけて閉じる「パン」など、マイクが拾うくらいの音量でペン作業を繰り広げている。愛おしい。

また、喋りながらペンで書く様子も非常にかわいい。ここで、私による「好きなシャッシャッタイムTOP3」の発表です。

【3位】俺

「おれっ」と言いながらシャッシャッと聞こえるので、ああ今「俺」って書いたんだな…「中島」よりも「俺」の方が早く書き終わりそうだもんね…などと考えながら聴いている。忙しいリスナー。

【2位】順位

「1位」の発声とともにシャッシャッが聴こえると、ちゃんと順位まで書いてるんだ(泣)♡自分の記憶力を信用しすぎず律儀に順位まで記録しておくなんて周到でかわいすぎ(号泣)♡とデロデロになっている。融点が低い。

【1位】はしごだかのたかき♡

誰も見ない文字なのにひらがなじゃなく漢字で書くのも、省略などせず正式な漢字で書くのも、それをわざわざ口に出してみんなにお届けしてくれるのも全部かわいい。ちなみに「ぎ」を「き」と訂正する裕翔くん大好き連盟にも加盟している。


②正解発表前のセルフSEや擬音語

裕翔くんのラジオといえば擬音語や擬態語だが、このタイミングは特にセルフSE披露ポイントになっているように思う。

「ドッドッ ドッドッ(心音)」、「ぺるっ!(紙をめくる音)」、「ぺぺん!(正解が映し出される音)」、「テーン!」、「デーン!」、「ダンッ」など。バラエティに富んでいてすごい。紙をめくるときの効果音で「ぺるっ!」が思いつくことありますか?私はないです。裕翔くんはあります。なぜならエンジェルだから。


③僭越ながら

自分をランクインさせるときにはいつも「僭越ながら」「我ながら」などと恐縮している。泣く子も黙るキラキラスーパーアイドル、しかもほぼほぼファンがリスナーのこの場で、こんなにも恐縮しているのってすごいことだよなあと毎回感心させられる。また、あとにも述べるつもりだが、ファン以外のリスナーのこともよく考えて喋ってるんだろう。いろんな方向に気を回す心と頭の余裕、人間としてとても勉強になる。


④「わたくし」「おれ」

この2つの一人称が多いイメージ。③のように自分をランクインさせるときや個人仕事について述べるときは「わたくし」、感情の昂りがあるときは「おれ」になってるなと勝手に考えている。一見両極端の一人称を両立させる裕翔くんの幅の広さというか、守備範囲の大きさというか…地球のどこに転がっていっても気づいたらそこは裕翔くんの沼の淵みたいな感じだ。

 

⑤よく喋る

これはTOP3に限らず裕翔くんのラジオ全体に言えることだけども…セルフツッコミや「話変わるけど」を入れながら即座に自分でフォローして進行するのがすごい。例えば…

⑤-1 TOP3の本筋とは少しずれる話でもガンガン入れてきてくれる

・「足の小指をぶつけたときのリアクションが大きそうな人TOP3」がきたら、「小指は端の方にあるから疲れてると脳からの伝達が遅くなる。だから疲れてるときこそ小指をマッサージした方がいい」とリスナーへアドバイス

・インドアなメンバーを探す裕翔くん。裕翔くん自身は1人で映画観ると説明。「この間ピアニストって映画観ましたよ」。撮影中のドラマに関係のある映画を観たという超貴重情報をくれる。

・ラジオネームで出てきた「群青トワイライト」についてひとしきり話す。TOP3に限らず、固有名詞が出てきたらきっちりと「どのコンテンツで出たのか」から「それに関するエピソード」まで話してくれる。特別ファンじゃないたまたま聴いていた人も置いていかれないし、ファンも新たな情報を得られる。

⑤-2 正解を見た直後、興奮のあまりリスナーに結果を伝える前に答えを見た感想と分析と反省を繰り広げる    →「ダラダラと長く喋ってんだけど答えまだみんなに教えてない」とセルフツッコミ。このセルフツッコミまで含めてめちゃくちゃかわいい。かわいいから全然オッケーだよ!

⑤-3 気になったところに逐一ツッコむ    →「〜が一番多そうなメンバーTOP3」というお題に対して、「もう一番多そうって時点でTOP3はおかしいんだけどね。一番多そうなのって1人しかいないから。」と指摘。そしてすぐさま「ごめん変なとこつっこんだわ。そういうの気になっちゃって。」と反省。好きすぎて大喜びした。多くのことに気づく観察眼と素直さを併せもつ裕翔くんを思いっきり浴びられて大喜び。

このようにラジオで時間の許す限りいやそれ以上に話してくれる裕翔くんのことがほんっとうに大好きで尊敬しているのだが、裕翔くんは自身がラジオでよく喋ることについて、次のように話していた。ますます好きである。

・メンバー複数人でのラジオから1人ラジオにに変わるときに倍喋らなきゃダメだなと思った。

・短い時間になってしまうけれど、せっかくだからいろいろ情報を届けたいし、できるだけお便りを読みたいし、できるだけいろんなコーナーをやりたい。

そんなに喋ってるんならさぞ時間の調整が大変だろうと思われるかもしれないが、裕翔くんのラジオは量と質の大きさをスピードで補っている。他メンバーとも放送時間はまったく同じ。裕翔くんのラジオはまず情報量が多く、そしてひとつひとつの情報の密度が大きい。ラジオネームにガッツリ触れてくれるし、他仕事のエピソードを詳細に話してくれるし、リスナーにしっかりつっこんでくれる。圧巻のホスピタリティ。そして「ホスピタリティ」では言い表せられない何かすごい能力を感じる。それだけにとどまらず、ハキハキかつ流暢に、わかりやすく簡潔に伝えてくれるので膨大な情報量であっても大変聴きやすい。まあ私は気を抜くと話題が次にいっていたりしますが。それは私の生まれ持っての散漫な注意力のせいだから仕方あるまい。あと⑤が長すぎる。


⑥あくまで「イメージ」で考える律儀さ

「イメージって難しい!だって俺は本当を知ってるから!そこをいかに自分を騙して客観的に見られるかどうかだから(ニュアンス)」とおっしゃっていたのが印象的だった。確かに、最近の放送ではよく「○○ってこんなことしてるけどみんな知ってるのかなあ…」「これはよく話してるからみんな知ってるでしょ!」と予想を展開している。そう、そこがこのコーナーの肝なのだろう。その肝に忠実に沿って毎回口に出しながら思考を繰り広げるのがとてもかわいらしくて素敵だなあと褒め称えながら聴いている。実際のところは違ってもあくまで「イメージ」を当てるのだと毎回口に出して確認することで、リスナーによる他メンバーへの誤解が軽減されていそう。そこまで気を配っているのか単純に自分に言い聞かせているのかはわからないが、いずれにせよ律儀で優しくてかわいい。

 


ここからは「初正解前」「初正解回」「初正解後」3時点から好きポイントを見てみる。(まだ1.しか終わってなかったんだ……)

 

2.初正解前の様子

長年に渡りTOP3と格闘してきた裕翔くん。私の記憶が間違っていなければ、初めから「当ててやるぜ!」ではなく「やる意味ある?」までモチベーションが低かった時期があった気がする。違ったら切腹。それにしたってここ数年の裕翔くんのTOP3へのやる気には目を見張るものがあり、こちらも手に汗握りながら「こんなにも頑張っている裕翔くん、正解した日にはどうなっちゃうんだろう…」とワクワクドキドキ見守っていた。正解できない様子がかわいすぎるためにこのまま正解しないのもそれはそれでいいな…と思ったことなど断じてない。強い否定は強い肯定。

○Tシャツへの意気込み

「目標はTシャツ。クリアファイルじゃない。」と何度も発言。並々ならぬTシャツへの意欲。その他にもTシャツへの憧れが垣間見える発言を度々している。

・「はれて当たった日にはTシャツを着て振付をしてその写真を撮ってみんなに見せる、これが俺の今の野望。」→正解後の展望を語ってくれる裕翔くん。展望ではない、野望だ。野望とは分不相応な望みのことをいうらしい。それほど裕翔くんにとってTOP3正解は悲願なのだ。もう誰にも邪魔はさせない。いいから私の背後に隠れろ。

・「レコメンTシャツをレッスン着とかじゃなくて堂々と着る。着こなしてみせる。」「まだまだ寒いけどこれからはTシャツにカーディガンとかTシャツにトレーナーとかTシャツが主役になる季節かなと思う。」→Tシャツへの思いが高まりすぎたのか、レッスンで着る以外の想定も始める裕翔くん。レコメンTシャツの位置を随分高いところへ設定していてかわいい。

・うるじゃん特製TシャツにレコメンビッグロゴTシャツが追加された回には「どっちも欲しいけど俺はうるじゃん特製Tシャツすらももらえてないからまずはそこ。高望みはしない。」→レコメンビッグロゴTシャツを高望みとする裕翔くん。レコメンビッグロゴTシャツもびっくりしたのではないだろうか。私がレコメンビッグロゴTシャツだったらこんなに自分を評価してくれる人他にいないと自ら裕翔くんのバッグに身を忍ばせるところだが、このレコメンビッグロゴTシャツはそのようなことはしていないようだ。心の強いレコメンビッグロゴTシャツである。


こういうくだりを聞くたびに「Tシャツ私が買おうか?」と考えそうになってしまうのだが、正解して自分の力で手に入れるのが裕翔くんにとっての喜びなんだよ!余計なことをするな!と太ももをつねり歯を食いしばりながら文化放送への送金を見送っている。

他メンバーはそこまでTシャツゲットを目標にせず、単純に「当てたい」の気持ちで挑んでいる印象だが、裕翔くんは「当てたい」+「Tシャツが欲しい」の2段構造でTOP3へ熱意を注いでいる気がする。Tシャツに「正解」という付加価値がつくのだからもはやただのTシャツではないし魅力的に映るのかもしれない。メンバーのいるレッスンというこれ以上ない着用場所も用意されているしね…それにしたって無邪気に欲しがりすぎでは?!少年心が光っていてかわいすぎますけど…TOP3をTOP3たらしめる裕翔くんの熱意…


○弱気発言

「このコーナー苦手なんだよ…」とこぼしたり、リスナーへ「ヒントをたくさんほしい」「簡単なお題にしてほしい(JUMP全員でなくHey!Say!7だけに絞るお題はどうだろうかと提案したこともある)」と依頼したり、「背水の陣」、「2022年ですらもう当てらんないんじゃないか」などと度々不安になっていた。芽生える庇護欲。ほとばしる使命感。


○「JUMP  TOP3強化週間」開催宣言

そんな弱気発言が繰り返されていたところ、突如裕翔くんのやる気MAX回が訪れる。なぜか。2021年最後のTOP3だかららしい。あまりのかわいさに全身の細胞が一斉に震える。気道確保。なんだそれ。そんなこと言われたらどこぞの偉い人が2021年を20ヶ月にしちゃうよ。

そんな気合も虚しく、あろうことか1人も当たらないといういつも以上の敗北を喫してしまう。そんなに落ち込まなくても…と思うくらい落ち込み、悔しがる裕翔くん。ここで自ら「JUMP  TOP3強化週間」を設けようと提案する。なんでそんなにかわいいのか。そんなにやる気があるなんて裕翔くんは文化放送に表彰された方がいい。反省の先に向上心がある裕翔くんの不屈の精神に胸を打たれ、強化週間放送日翌日の有休取得の決意を固める。


○スタッフの情が入り始める

Tシャツを着こなすと言い出したり、毎回本気で当てに行き毎回本気で悔しがったり落ち込んだりする裕翔くんを一番近くで見守っていたスタッフさんの情が入り始める。わかる。「情が入ってきた」とおっしゃったり、リスナーにもわかるくらい正解から遠い回に助け舟を出したり(そして「わかったじゃあ変える」って素直に答えを変える裕翔くん)、1回の収録(3週分くらいまとめて収録っぽい)に通常1回のJUMP TOP3を2回に増やしたりしてくださっていた。


○録り直しが頭をよぎる

過去最大に惜しい回が到来(1人以外正解!)。すると思いの強さから「録り直します?」とこぼす裕翔くん。「大人の悪いとこ出た。そんなこと絶対にしません。」と即座に訂正するところも非常に良い。どこかで「リスナーを楽しませるために大きめに悔しがってくれてるのかな」と思っていたのだが、この発言により本当に強い気持ちで挑んでんだな…と確認できた。

 

○TOP3への挑戦をひとつの物語のように語る

「中島裕翔、当てることができるのか?!」「中島裕翔またしても正解ならず!」「何年挑戦してるんだこれ!」などと毎回のTOP3を正解に向けたひとつの流れとして捉えている。聴いているこちらも「いつか正解する回が楽しみ」「正解しない様子も楽しみ」「正解するまで絶対に死ねない」などとわくわくしながら聴けている。3つ目の感情が重い。正解しない様子に飽き飽きしたことが一度もない。

 

3.初正解回の様子

2022年6月3日、ついにその時が訪れる。

初っ端から「Tシャツを着て振付をしてそれを撮ってみんなに見せるためにこのラジオをやっていると言っても過言ではない」などと発言。気合を見せる。ここまではいつもの流れだったので、ふんふん、今日もかわいいねなどと比較的軽い気持ちで聴いていた。

正解を見た裕翔くん、暫しの沈黙。次の瞬間、「うお〜〜〜〜!うおおおおおおお!当たった〜〜〜!!!やった〜〜〜!!」と声を裏返しながら叫ぶ。人間ってこんなに嬉しそうな声出せるんだ…もしかして私の知る"嬉しそう"は嬉しいとは呼べない感情だったのかもしれない…と自分の半生とこれまで出会ってきた感情たちを見つめ直す。

そこから0.1秒の隙もなく、興奮とともにずっと喋り(そして恐らく動き)続ける裕翔くん。

(以下、約5分間の出来事)

先ほどの沈黙は自分の答えと正解を見比べていたものだと説明、立ち上がって喜んじゃったと報告、リスナーへの感謝、「中島裕翔、ようやく当てることができました!」と実況、Tシャツを2種類から選ぶ、Tシャツを卒業証書のように小脇に抱えて去る様子を実況、その場で開封し着替え始める、自撮りし始める(その前のコーナーでリスナーから自撮りの方法を教わっていた)、「もう何も言うことない」と勝者の弁、裕翔くんにしては珍しく興奮のあまりお便りを最後まで読めない(リスナーの考えとぴったり同じだったため読んでいる途中で「ほぉ〜ら推理まで完璧やないかい俺!」と言っちゃう)、お題を送ってくれたリスナーにも何かあげたいと言い出す、リスナーみんなへ改めての感謝、「今日の俺はいつもと違う」を連呼


全宇宙の"喜び"が裕翔くんのもとへ集合していた。願わくはそのまま裕翔くんのところに永住してくれ。冷静になってみればラジオのひとコーナーでこんなに喜べる?!とツッコミのひとつでも入れてしまいそうだが、ここまで裕翔くんの奮闘を耳にしてきた私はもう冷静になどなれない。私の全喜びを裕翔くんへ向け、このあとしばらくは裕翔くんの気持ちがいつもより晴れやかなのかな、晴れやかだといいなと思いながらちょっと泣いた。

 

4.初正解後の様子

正解後だと一旦は気持ちが落ち着くのかな…という予想は開始15秒で打ち砕かれた。

「このコーナーだけ意気込みが違う」とやる気を見せ、「前回1回当てた」と声高らかに報告。うるじゃん特製Tシャツをルンルンでリハに着ていったところ山田くんと知念くんは微妙な反応だったと嘆いたり、自分にとって初正解は何年越しかの夢、念願叶ってのものだったとのたまったり、1個手に入れたとはいえちゃんと正解を目指してやっていきたいと再びの闘志を燃やしたりしていた。意気込みはそのままに、少しの得意気も入ってかわいさがマシマシになっている。

不正解後(不正解だったのもかわいい)には、「いやでも俺もう1枚ゲットしてっから!」と勝者の余裕を見せ、「Tシャツ1枚ゲットした途端に天狗」だといつものセルフツッコミ。第2シーズンも最高じゃん!と「勝ち確」の文字が脳内に浮かんだ。

 

 

はたしてこれはお誕生日おめでとうブログなのかどうかわからなくなっているが、28歳の裕翔くんがここ数年ひたむきに向き合ってきたJUMP TOP3に見事正解したことって、実は私が好きな裕翔くんの芯を食っているというか象徴的なコンテンツだったんじゃないかとちょっと思っている。たかがラジオのいちコーナーだけど、たかがラジオのいちコーナーだからこそ。

本気で悔しがり、喜び、また前を向く…そしてその様子を惜しむことなくリスナーへ見せてくれる。弱い自分を見せるのって不安だろうし、ゴールがどこかわからない物事を続けるのって怖いだろう。私はかねてから、裕翔くんってその恐ろしさを誰よりもよく知りながら逃げない強さと優しさがある方だなあと感じている。アイドルとして自身の人生の一部を見せてくれている裕翔くん。大げさだけど、TOP3での裕翔くんの振る舞いは「アイドル」という職業のちょっとした縮図ではないかとすら思うことがある。大げさだけど。

 

私にとって裕翔くんは尊敬してやまない、好きな人類ランキング第1位。君がNo.1。No.1どころか、TOP3は裕翔くんが独占している。ここで流れるキミアトラクション。確かに会うたびにマジ綺麗だしときめきメリーゴーランドだし、心境としては曲の世界観そのままだ。そんな絶対的1位がいる自分の人生、無敵すぎて涙が出てしまう。楽しすぎる。

絶対的1位たる存在でいてくださる裕翔くん、いつもありがとうございます。良い29歳を過ごされますよう。どうか幸せでありますよう。

ウェンディ&ピーターパン 感想

雑誌やラジオで「あまり考えすぎず童心に返って観てほしい」と裕翔くんから言われていたにもかかわらず、めちゃくちゃ深読みして観ていた。

以下、主観いっぱいの深読み感想です。

 

この深読みの結論(?)は「こどもでい続けるには強い意思が重要で、それは裕翔くんに通じるところがある」。このあとだらだらと話し続けてしまうけど終着点はこれです。

 

 

1.雷

2.薬

3.ピーターとフック

4.ピーターとミスター・ダーリング

5.「お母さん」

 


観劇にあたって、

『ピーター・パンとウェンディ J.M.バリー/作 石井桃子/訳(福音館書店)』(以下「原作」)

ケンジントン公園のピーター・パン  J.M.バリー/作 南條竹則/訳(光文社)』

を読んだ。 

 

 

1.雷

ピーターパンは鋭く重い雷鳴とともに登場する。

ケンジントン公園〜』の解説で、「ピーター・パン」の「パン」とはギリシア神話の神様だと述べられている。パンは、羊飼い、狩人、田舎のすべての住人の神であり、森や険しい山を住処としていたらしい。豊穣の象徴、天空の象徴。山羊の姿形。葦笛の発明者。パニックの語源。

ここでピーターの吹いていたハーモニカと繋がる!という興奮もありつつ、この部分を見るとなんとなく無邪気で明るいイメージのピーターが雷ととも厳かに登場していたのがわかる気がする。あと、フックが「お祈りでお前の名前を口にする奴もいなくなる」と言っていたのもやっぱりちょっと象徴的な存在なのかなと想像してしまう。

ケンジントン公園〜』の本編でも、ピーターは半分人間で半分鳥とされている。やっぱりちょっと人ならざるものという印象だ。

大人にならない少年って言われてみれば、超人的な、畏怖すら感じる存在だよなあ。

 

 

2.薬

薬に注目してみた。

舞台では

○ドクター・ジャイルズがトムのための薬をミセス・ダーリングに渡す

○トムがいなくなった後、その薬をミセス・ダーリングが病気でない他の3人へ飲ませる

○ピーターが「ネバーランドに薬もお母さんもいらない!」と叫ぶ→脇腹を痛めているピーターが薬(ウェンディがこども部屋から持ってきたもの)を手に取るも首を横に振りながら投げる

で出てくる。

原作では

○ナナ、ミスター・ダーリングがマイケルに薬を飲ませようとする

○ウェンディ(ロストボーイズのお母さんとして振る舞っている)がロストボーイズ(ウェンディのこどもとして振る舞っている)に薬を飲ませる

○フックがピーターに毒薬を飲ませようとする

あたりで出てきていた。

ここから、薬は大人からこどもへ与えられるものという印象。

原作にはこんな部分がある。

あなたが、これまで、人の心の地図をごらんになったことがあるかどうか、私は知りません。お医者さんは、時どき、あなたがたの心でない部分の地図をつくることがあります。そして、私たち自身の地図というものは、時には非常に面白く思えるものです。でも、お医者さんに子どもの心の地図を作らせてごらんなさい。手こずりますから。

薬は、大人がこどもへつくる地図と同じ、理屈で考えられたもの。こどもがつくる自分の心の地図であるネバーランドと対称の位置にあるものとして描かれているのかなと思った。

そして、薬と毒は紙一重であり、大人からこどもへの愛はこどもにとっての悲しみや憎しみとも紙一重になり得るのだと感じた。ピーターは大人から与えられるものについて愛とは違う側面を知っているんだろうな。だから本人に自覚はなくとも薬とお母さんを並べて述べるのかな。

 

 

3.ピーターとフック

永遠の時を生きる若いピーターと時間に追われる老いたフック、対比で描かれているのがおもしろかった。

ティンクとフックが対峙する場面、フックはめざまし時計のジジジジジジという音に怯えて逃げるけれどピーターはこともなげに時計を叩いて音を止める。

フックに不意打ちで脇腹を刺されるピーター。死を覚悟する。怯えた表情を一瞬見せるも、笑みを浮かべて「死ぬって素敵な冒険じゃないか!」。この場面、「死後も時間は続く、と永久不滅の時間を信じるピーター」と、「死という時間の終わり、時間の有限性を感じて恐ろしくなるピーター」が共存していそうだと感じた。

フックはピーターの命や若さや魅力が欲しいのではなく、時間が欲しいのだと言う。

「間違ったことをする時間、迷う時間、失敗してもそれを教訓にできると思える時間、すべてが順調だった頃、希望を持ってもよかった頃」(←必死に覚えたが多分ちょっと違う) が欲しいのだと。

自分は結局ピーターを殺せないのでは、と自覚した時にはもう人生の日が暮れそうになっていたフック。長い年月を無駄にしていたのだと後悔してももうやり直せない。時間がないから。

フックは迷うことも時間がある者の特権だと言っている。ウェンディとの出会いや別れの中で少なからず迷ったり悩んだりしているピーター。フックが寝ているピーターに「お前に悩みはないのか?」と声をかけるとう〜んと苦しそうに唸るピーター。ピーターは迷っている。そして、ピーターは迷った先にいつもこどもでいることを選択している。簡単なことではないだろう。迷う時間が無限にあるのって、大変だろう。

フックが死んだ後、静かにフックが消えた海を見つめ、そしてジッとウェンディを見つめるピーター。時間の有限性を目の前にして、ウェンディが大人になっていくことを受け入れた瞬間だったのかもしれない。

 

 

4.ピーターとミスター・ダーリング

ピーターとフックは対比だったけれど、ピーターとミスター・ダーリングは似ているというか、リンクする部分が多い印象。

〈前半〉母親は家にいるのが義務だと考えていたミスター・ダーリング。自分のために(静かでかわいい顔のウェンディとネバーランドで一緒にいたい!)そばにいてほしいピーター。

〈後半〉愛が理由で家にいてほしいと考え直すミスター・ダーリング。愛が理由でネバーランドから離れ家に帰るべきだと考えるピーター。

ウェンディを見送るピーターの表情が本当にすごい。涙が出る。切なくて優しくて強くて穏やかで孤独な表情。

帰ってしまうんだな。でも本当は心のどこかでわかっていた。ウェンディにとってはそれがいい、ウェンディが幸せな瞬間を見つけられてよかった。これからもウェンディは幸せな瞬間を見つけながら生きていけるだろう。それなら僕も幸せだ。ウェンディが幸せでいてくれれば僕も空を飛んでいられる。…は私の想像だけど、最後の最後、こども部屋の窓の外から何かを探すようにしているピーターはウェンディが幸せかどうかを見たかったのかな。

これからもウェンディが幸せでいるかを時折窓の外から確認して、それでピーターの幸せが続いていくのかもしれない。でもその一方ですぐウェンディのことは忘れて別のこどもと仲良くなって、いつかウェンディのこどもができたとしてその子を迎えにくる未来も想像できる。ミセス・ダーリングもピーターを思い出したように、ウェンディもそういう瞬間にピーターを思い出すのかな。

 

 

5.「お母さん」

○ピーター

ピーターはお母さんのことを信頼してはいない。自分のお母さんが幸せでいたことを喜ばしいと思いながらも自分の居場所はそこではないと思っている。ティンクに粉をかけられて少し苦しそうに眠っているときもお母さんの夢をみているのではないか。

ウェンディに対してはごっこ遊びの役のひとつとしてお母さんの役割を担わせたいと思っていたのかなと捉えてみた。ロストボーイズ(ピーター以外)ほどお母さんはこうあるべきとかお母さんにこれやってもらいたいというのがない。お母さんへの憧れがない、あくまでごっこ遊びのひとつの役という感じ。「女の子1人は男の子1000人分の価値がある」と言っていたように、ウェンディや女の子のことは型に押し込めずに尊重している印象がある。ウェンディにお母さんをやってもらいたいのも、ウェンディがネバーランドに馴染むように、仲間に入れるように、と思っていたからではないか。前半のピーターは「静かでかわいい顔のウェンディとネバーランドで一緒にいたい、好かれたい」、後半のピーターは「ウェンディに幸せになってほしい」が強かった気がした。だから終盤に船の上でウェンディへお母さん設定で話しかける場面も、前半と違ってちょっとぎこちない。

また、ピーターはウェンディに「お父さん」を任されて戸惑う。自分はこども役のつもりだったから。それでもネバーランドの秘密を教える場面でウェンディにお父さんという設定で話しかけたのは、ピーターをお父さんに任命したのがウェンディだったから、できるだけウェンディに寄り添った話の入り口にしたかったからではないか。(そもそもウェンディがお父さん役にピーターを指名したのも割とごっこ遊びのノリで、ロストボーイズのリーダー的存在だからなのとピーターのことが好きだな素敵だなと思ってたからかなと思っている。)

最後に「お父さんって、ただの家族ごっこだよね?」と聞いたのは、ごっこ遊び以上の感情が湧き出そうになったそれとない不安から自分に言い聞かせる目的もあったのかな。

 

○ウェンディ

原作と違い自分のことを「お母さん」だと思う瞬間がない。お母さんと言われても否定する。自分はお母さんではない、こどもでいたいと思いつつも、弟たちやさらには両親に対しても責任を感じている。責任感の強さはなんとなく原作と通じるところがある気がする。しかし最後には、トムを失った悲しみや必要以上の責任感から解放されてこどもとして空を飛ぶ。

そんなウェンディの葛藤を克服する重要な流れもありつつ、「トムが幸せでいるにはまず私たちが幸せにならなくちゃ」「ウェンディ・ダーリング、いつそんな大人になったの」というやり取りがあるように、気づきや体験を経て確実に大人へ成長していて、やはりそこから永遠にこどもでいようとするピーターとの違いも感じる。ピーターもその違いを感じて、ウェンディを見送ったのだろう。


ここで私は考えた。そもそも「まず私たちが幸せにならなくちゃ」の気づきを与えてくれたのはピーターなので、ピーターはウェンディの成長の先にいるのではないか。

もしかしたら、ピーターが「今ある状態を維持して"ずっとネバーランドで楽しく遊ぶ"という選択をし続けていること」がその他大勢のこどもと違うところなのかもしれない。周りが大人になっていったり人生の時間を終えたりする中でこどもでい続けることは、きっとかなり孤独だろう。それでもこどもでありたいという意思を誰よりも強く持ち続けているピーター。こども心って、素質も大切かもしれないけどやはり意思が重要なのかもしれない。

きっとそれは裕翔くんにも通じる。

小さい頃から「こども心を忘れない大人になりたい」、今も「こども心を忘れない大人でいたい」と発言している。

ましてや裕翔くんは大人にならざるを得ない世界で生きているのだ。その世界でこども心を忘れない意思を持っているのだからすごい。ごくありふれた世界(ウェンディがいるような世界)でも当たり前のようにこども心を忘れながら大人になっていくのに。

感覚的な「なんとなく」がこどもの思考のベースにあるとしても、いつかその「なんとなく」をロジカルに考え始めるときがくる。そんなときにロジック(≒ネバーランドの秘密)を知りながらこども心をそのまま持っていようとする意思こそが、こども心をその人の中にとどめさせてくれるんだろうな。

ピーターも裕翔くんも、こども心を自分の意思で持ち続けようとする限り、その心の中にはずっと少年性があるのだ。

 

だからこそ、裕翔くんの演じるピーターパンはあんなに魅力的なのだろう。そしてこの作品におけるピーターパンは、裕翔くんが演じるからこそのピーターパンだなと感じる。ぴょこぴょこっとしたかわいらしさも、風のように軽くて鋭い俊敏性も、胸が張り裂けそうな切なさも、すべて自然で、"裕翔くんらしい"と思った。裕翔くんがピーターパンを演じたという事実に、ウェンディ&ピーターパンの世界に裕翔くんがいたという事実に、心から感謝だ。


本当に本当にお疲れ様でした。

素敵な舞台をありがとうございました。

僕が迎えに行くから さあ行こう

8月10日って響きがいいな。


中島裕翔くん、お誕生日おめでとうございます。

私の人生暫定で、一年で一番気合の入っている日。


最近、ラジオやテレビ、雑誌で「こども心を忘れない大人でありたい」と語る裕翔くんをよく拝見する。ウェンディ&ピーターパンがあるからそのきっかけで語られているんだろうけれど、これまでもちょくちょく裕翔くんからその発言を聞いてきた。私は裕翔くんのこの意識がとてもとても大好きなので、今日、このよき日に改めて勝手に考えてみて幸せを増幅させようと思う。

 

まずそもそも、裕翔くんのいう「こども心」とは何を指すのか。だって裕翔くんは精神年齢が高いじゃないか。周りへの気遣いや礼儀、論理的な思考…そのへんのただ年齢を重ねた人たちよりよっぽど大人ではないか。

まあでも大人ってなんやねんこどもってなんやねんから考え出したらキリがない気がするので、ここでは裕翔くんにみられる「こども心」をちょっとだけ考えてみる。(こんなのに私ごときが答えを出せるはずがないし答えなどあるのか、というところではあるが…。楽しいので…すみませんほんと…。)


裕翔くんのこどもらしさポイントを私なりに挙げてみると

・言葉や表情に感情が表れやすい

・四肢の可動域が大きく、さらにバネがあるので横だけでなく縦の動きも大きい

・好奇心旺盛

がパッと出てくる。

恥ずかしい、悲しい、嬉しい、悔しい、楽しいといった感情が裕翔くんからよく伝わってくることが多く「素直」という印象を強く持つ。さらに裕翔くんの大きな動きに「遠慮のない、天真爛漫さ」をつい見出してしまう。好奇心旺盛は興味のあることをどんどん追求できる「無邪気さ」に繋がっていそう。

ここまで書いてはたと気づく。総じて「かわいらしい」。心身ともにかわいらしい。

この「かわいらしさ」と「精神年齢の高さ」は共存するのか。するのだろう。するのだとすれば、「物事を楽しく受け止められる」とそこから派生して「物事を柔軟に受け取ることで多面的に見られる」などといった好影響が出てくる。となると、この「かわいらしさ」と「精神年齢の高さ」の共存はかなり強い。

誕生日の興奮とともにとんでもないこじつけ論が誕生してしまったが、このこじつけ論ではこども心を意識する裕翔くんは間違いなく「強い」。裕翔くん、最高である。

 

 

 

あともうひとつ、こども心に関連してちょっと触れたいことがある。

裕翔くんは最近のラジオや雑誌で

「いつまでもフレッシュでキラキラした曲ができるグループでいたい」

「メンバーみんな少年の心を忘れていない」

「グループにいると自分のこどもっぽさが出る」

といった発言が多い。そこから考えるに、裕翔くんにとってHey! Say! JUMPはこども心の発現場所であり充填場所であるのかもしれない。裕翔くんも、その他のメンバーも「精神年齢の高さ」と「かわいらしさ」を併せ持っていて、互いに「精神年齢の高さ」や「かわいらしさ」で良い影響を与えあっているのかもしれない。

そう考えると、Hey! Say! JUMPは強すぎるのではないか。個々の強みがそのままグループカラーに反映されて、そのグループカラーがグループをメンバーにとってより居心地の良い場所にしている気がする。裕翔くん、Hey! Say! JUMP、最高である。

 

 


裕翔くんお誕生日おめでとう!好きだよ!の気持ちを述べるつもりがHey! Say! JUMPまとめて大好きだぜ!を述べ始めてしまっているが、これもこの間のA-Studioでの裕翔くんの「今あなたの居場所はと訊かれたらHey! Say! JUMPだと即答できる」に少し繋がってくる気がしてちょっと嬉しい。裕翔くん好きだよ即ちHey! Say! JUMP好きだよになるなんて、幸せだなあと思う。

 

未来のことなんて誰にもわからないけれど、裕翔くんのこと好きだよ!Hey! Say! JUMPのこと好きだよ!となんの濁りもなく、心から言えるこの瞬間は宝物である。

私の人生にこんな最高の宝物をくれた裕翔くん、本当にありがとう。

 

こどもを通り過ぎた自分が今このときの嬉しさとこれから始まる未知なる世界へのワクワクを感じられるなんて、裕翔くんはまるで窓から迎えに来てくれたピーターパンみたいだ。『パレードは終わらない』の一節「僕が迎えに行くから  さあ行こう」は裕翔くんが言うべくして言ったんじゃないかと都合の良い想像をしてしまう。

 

28歳の一年が裕翔くんにとって良い時間でありますように。28歳のお誕生日、おめでとうございます。

きっといつまでも輝いて

 

中島裕翔くん、27歳のお誕生日おめでとうございます!

 

26歳の裕翔くんを好きでいるの、楽しかったな〜!

一介の裕翔くんファンだけれど、一介のファンなりに自分の誕生日の100億倍の気合と感謝をもって8月10日を迎えているところである。

この1年の裕翔くんに思いを馳せながら、26歳の裕翔くん素敵だったな〜27歳の裕翔くんも素敵に違いない〜!の気持ちを綴ろうと思う。

 

 

 

先日発売されたPARADE DVD/Blu-rayのソロアングル。

高速移動トロッコに乗り、その速さを凌駕する衝撃の超高速ファンサを繰り出す裕翔くんが収録されている。ソロアングルを我 I need youにしてくれた方に世界中の財宝をかき集めて送りたい。この裕翔くんを後世に残すためにこの曲が選ばれたのではないかと思うほどの伝説級ファンサ群。

ちょっと数えてみた。よく「瞬きもできないほど」みたいなことを言うけれど、こちらに関しては本気で瞬きができない。1回の瞬きの間に2ファンサほど終わっている。これを数えている間目が乾燥してコンタクトが外れそうになった。

コンタクトの乾燥との闘いの末、私が導き出した数字は「24秒で32回(32アクション。2アクションでファンサひとつのものがある可能性もあり。)」だった。多分数え間違えている。とんでもない速さと量。すごい。

闘いを終えた私には申し訳ないのだが、ファンサの量がどれだけかということよりも、私がそのファンサの中のひとつをもらえたかということよりも、裕翔くんがその多い量をこなそうという意気込みでコンサートに挑んでいる事実が私は好きだ。

移動中以外にも、トロッコに乗りながら降りながらのファンサ、曲中ターンしながらのファンサ、どんなにハードな場面でも全力のダンス、アンコール後最後まで捌けずに締めの一言を言う役割を担ってくれることも多い。

コンサートの間中、全力でずーっとアイドルをしてくれている、その事実で私は明日も明後日も大きな幸せを抱えて生きていけてしまう。

PARADE本番直前の舞台裏、メイキングカメラに向かって「みんなに!夢を届ける!これから!だから!みんなその夢を受け取る分だけのストレージ空けとけよ!」と言う裕翔くんが収録されている。

みんなに夢を届ける場としてコンサートを位置づけて、コンサートの時間いっぱい使って全力で夢と希望と幸せを届けてくれる姿が、かっこよくて強くて美しい。

コンサート前にストレージが空いていなくても、裕翔くん、Hey! Say! JUMPが夢を届けてくれるってことだけでコンサート中は勝手にストレージ空いてしまうんだけどもね!それだけ特別で他の何にも代え難い時間と空間なんだよなあ!

 

 

コンサート以外にも、裕翔くんのお仕事を拝見しながら夢を届けてくださっているなあと思うことがよくある。

パレードが始まるのMVでは、「鳴り止まない音に身を任せて」の振りで誰よりも正面に顔を残してくれている。私はここがとても好きだ。

I amのメイキングでも、裕翔くんは振りで「顔が隠れちゃう」ことを気にしていた。

こんな風にファンに見てもらうこと、それによって喜んでもらえることをお仕事中たくさん考えてくれているんだろうな。

もちろん顔を見せていただいて嬉しくないはずがない。大喜び、狂喜乱舞、飲めや歌え踊り明かせ。顔が見えないのは人類の損失とすら思っている。本気だ。

アイドルの仕事の役割かつ自分の美しい容姿の需要をわかってこちらに配慮してくれる裕翔くん、私はとてもとても好きだ。謙虚だ謙虚でないの前に自分が人に与える影響を理解してこちらに最大限の幸福を届けようとしてくれている気がする。少なくとも私はその幸福を享受することを喜びとしているので、それをわかって提供してくれる裕翔くんのファンでいられて楽しい。

また、MEN'S NON-NO 2020年6月号。初単独表紙を飾った裕翔くんの言葉、「僕が初めてやることはもちろんファンも初めて見るものということになります。そうやって、一緒に新しいことを発見していけるみたいな関係性ってすてきだなって。」

I am / Muah Muah特典映像ラスト、2分間メッセージでの「僕たちが見たことない景色を皆さんにお届けできるように」

真摯で前向きな26歳裕翔くんの言葉たち。自分の仕事における、あるいは大きくくくると人生における成長を、こちらと共有しようとしてくれる。

その成長は裕翔くん自らの血の滲むような努力と類まれな能力の結果である。それなのにその結果である新しい景色を一緒に見よう、と相互関係として捉えてくれることが、努力や能力を人を喜ばせる要素としてくれることが、心から嬉しくてありがたくて、恐縮してしまうくらいだ。


雑誌を見返していても裕翔くんの努力と能力の凄さを実感する。

ポポロ 2018年6月号のポポロ26周年にちなんだ「26歳こうなっていたい!」のインタビューで「海外にフラッといけるような大人の男になっていたい」と答えていた裕翔くん(当時24歳)。

26歳を迎えるのは1年半後でありそこまで遠い未来ではないあのタイミングで、堂々と「海外」という言葉を出していた裕翔くん。きっとその前からコツコツと努力を重ねていたのだろうな。そして26歳の裕翔くんは台湾公演、ABUソングフェスティバル、STAR WARSワールドプレミアと海外での活躍がたくさんあった。有言実行を超えているな…フラッとどころかお仕事で海外に行き流暢な外国語を披露していたんだから…

目標に向かう努力、その努力を実らせるだけの能力で、私のような者がはかるのも失礼なくらい、本当に凄いことを成し遂げているんだろうな。

その相当な努力と能力で成し遂げた先の景色を、こちらに届けて楽しませてくれる。

裕翔くんを好きでいてつくづく思うのは、裕翔くんが見せてくれる夢が多角的で、相当な数の角をもった多面体で、それでいてどの夢も大きくてはっきりくっきりとした面をもっているということ。こんなの、楽しくないはずがない。これからの裕翔くんにいつもワクワクさせていただいている。ありがたいなあ。

 

 

 

2019年個人的ベストヒットJUMP曲、「パレードが始まる」。その曲中の裕翔くんパート、「I'll show you  きっといつまでも輝いて」がとても好きだ。

物理的には無理である。すべてのものは有限で、いつか必ず終わりがくる。

Hey! Say! JUMPが、中島裕翔くんが存在してくれている事実が大好きで仕方ない私は、逆説的にこんなことを考えて胸が締めつけられる。

けれど、こうも思う。

裕翔くんを好きでいる今この瞬間は私の中できっといつまでも輝き続けるんだろうな。

裕翔くんが夢を届けてくれたこと、裕翔くんに夢を見させていただいていること、どれも不確かで目には見えないものだけれど、私の中では死ぬまで燦然と輝き続ける確固たるものだ。このパートを聴くたびにそう思う。

 

私の中でいつまでも輝き続けるに違いない「中島裕翔くんのファンである」日々の中に2020年8月10日があって、こうしておめでとう!って勝手に独りよがりなウキウキテンションになれるのが泣けるほど楽しい。こんなに楽しい日々を過ごせていた自分、マジでやるじゃん!って未来の私も絶対に褒めてくれると思う。

 


26歳の裕翔くんに心からの感謝。

そして27歳の裕翔くんに心からの大好きを。


改めて、中島裕翔くんお誕生日おめでとうございます!

 

 

人類救出の恩賞~JUMPのお部屋から~

 

私は知らぬ間に人類の危機を救ったらしい。

なぜそんなことを考えるのか。特典映像の裕翔くんがとんでもなくかわいかったからだ。

Hey!Say!JUMPニューシングル「I am / Muah Muah」の特典映像「特別企画〜JUMPのお部屋から〜」での裕翔くんがとんでもなくかわいかった。中島裕翔くん誕生から26年半。裕翔くんが絶え間なくかわいくあり続けたことは存じ上げていたつもりだったが、あの約50分間のかわいい集中射撃を考えると私は裕翔くんの26年半のかわいいの総量を見誤っていたかもしれない。あり得ないくらいのかわいいをもって裕翔くんは生きているのだ。驚きとともに芽生える確かな母性。

私はこんなにかわいいが詰め込まれた映像を手に入れることができるとは思っていなかったのだ。これはご褒美か何かか。私は知らぬ間に人類の危機でも救ったのか。そのくらいの善行をしないと割に合わない特典である。

 


DVDを見た私の動揺・感動はすごいものであった。そのあまりのかわいらしさに気持ちが昂り、スマホのメモに裕翔くんの発言と行動と表情をほぼすべて文字起こししてしまったほどだ。数えたら1万字を超えていた。本当に怖い。

さすがにその文字起こしを公開するのはキモいけれど、せっかくだからとこの感動を記録することにした。結局キモい。内容は特にない。以下要約すると「裕翔くんかわいい♡♡」である。

 

 

 

 

 

「緑茶緑茶緑茶緑茶!緑茶!緑茶の人!…いな〜い!誰もいない(小声)」

……人類を救ってしまった(頭抱)

開始直後からかわいいの連射。早々に人類を救った自覚が芽生える私。

特典映像はまだあと50分以上ある。人類を救ってもなお相当なお釣りがくるのではないか。

いな〜い!の言い方がかわいい。発声が無邪気。声の出し方がかわいい。きっと横隔膜もかわいい裕翔くんは。


こんな一言目から溺れそうになるほど全身にかわいいを浴びてしまっていて大丈夫なのか。もしかして私は宇宙を救わなくてはならなくなるのではないか。

 

 

 

 

ここからは人類救出を自覚した私の興奮記録である。

かわいいの連呼で胸焼けがすると思う。無事に人類も救い終わったことだしここでUターンしていただいて構わない。ここまで読んでくださってありがとうございました。

 

 

 

なんとなくこんな構成にしようと書き始めている。

  1.  ドレッシング
  2. 「難しいなあ」
  3. 「裕翔はほんとに嘘つけないから」
  4. 「これはぁ…ぁあちょっと待って」
  5.  「強くなりたいなあ…」
  6.  「ん〜(言う前から照れてる)みんなを(照れ)…飽きさせないように(照れ)…恋に落とし続けたいと思います…ねえまだ?!2分!!」

 

 

 

 

 

  •  ドレッシング

しばらく観ていると、裕翔くんがドレッシングをイケメンに振っている。マイク回しやドラムさばきが凄い裕翔くん、ドレッシングさばきも凄い。こんなに格好良くドレッシングを振る人がいるかね。

ピザやポテトを食べ始めるメンバーが多い中、サラダを食べる裕翔くんのベジファースト精神。

そこがまず好きなのだが、それに至るまでのドレッシングの一連の流れがかわいかった。


飲み物供給場所で、ドレッシングを片手2個持ちで振る(ステッキを持つ英国紳士さながらの高貴さ)

〈シェイク時間約1秒〉

そのままドレッシング2個と緑茶を持ってソファへ移動

お尻の右横に2つのドレッシングを置く(置き場所がなかったのか、控えめに邪魔にならないようにお尻の横に置いていてかわいい)

お尻横からドレッシング2個を取る。両手にドレッシングを1個ずつ持ち、ドレッシング振りプロフェッショナルとしての実力を見せつけながら円陣について話す(それを寄りで撮ってくれる有岡cameraマジありがとう感謝)

〈シェイク時間約18秒〉

ここで和風ドレ(推測)OUT、ゴマドレ(推測)を片手で振る

〈シェイク時間約0.5秒〉

ドレッシング2個を再びソファに置き小皿を取りに行く(「取って」とお願いせずにいちいち席を立って自分で取りに行くのがかわいい、こういうあまり頼りすぎないところに長子っぽさを感じたり)

座ってトングを手に取る。トングをカチカチして話す。かわいい。

ついにサラダを取る。ポテトサラダと葉っぱが一緒になっていることに注目する裕翔くん。果たしてポテトをよけながら葉っぱにうまくドレッシングをかけられるのか。

次のカットではお尻にあったゴマドレ(推測)がテーブルに置かれている。どうやらファーストドレッシングにはゴマドレ(推測)が選抜されたようだ。裕翔くんも無事にドレッシングをかけられたようで何よりだよ。

ファーストドレッシングにはお尻横ではなくテーブルに置かれる称号が与えられた。しかし裕翔くんのお尻横も悪くはないはず。和風ドレ(推測)は気を落とさないでほしい。

ポテトサラダより先にキャベツを食べる裕翔くん。か、かわいい〜!!!!キャベツをフォークで刺せずにすくって食べるよくあるやつだけど裕翔くんがやるとめちゃくちゃにかわいいね〜〜〜!!!いっぱい食べてね〜〜!!!

次のカットではポテトサラダが消えている。おいしかったね!そして小皿には和風ドレ(推測)が!選抜おめでとう和風ドレ

 

「ドレッシングを変えて味わおうとするサラダへの意欲」

「サラダにかける前にめちゃくちゃドレッシングを振る」

かわいい。カットされていたけれど多分サラダを食べる直前にもドレッシングを振っているはず…忙しなく手を動かしたり、ちょっとしたこだわりがあったり、裕翔くんの良さがたくさん出ていてかわいかった。

  

 

 

 

 

  • 「難しいなあ」

かわいすぎた「難しいなあ」。何度も裕翔くんの口から発される。

言い方のかわいさもさることながら、自分に言い聞かせるようなタイミングで言うのがあまりにも好きだった。

滲む悔しさ、下手ちゃんモードに入っちゃった自分の受け入れ、だからといって諦めるわけではなくもうちょっと頑張るぞという気持ち、この一言にいろんなものが含まれていそうでかわいすぎるではないか(泣)

深読み芸人の主観だがかわいすぎる(泣)

以下お気に入りの「難しいなあ」。


①一度目のいのたかチームへの挑戦前

やま「どっちでもいいよ、任せるよ」 優しい声で自信なさげな裕翔くんに任せてくれる山田くん

ゆと「いや難しいねこれ(早口)。…えええ難しいなあ…」

 山田くんに話しかけたあと独り言としてもつぶやく2連発。一度目に山田くんに話しかけているようでいて自分にも言っていそうでちょっと戸惑いや焦りを感じる。かわいい。そしてカードを伊野尾くんの前へ。口をちょっととがらせて不安げに持って行くのがかわいい。


②一度目のいのたかチームへの挑戦後

伊野尾くんに「ほら」とめくられたあと上半身を後ろにして、また前に倒して笑う。カードを自分の方へ持ってくる。「難しいよお〜難しいもぉ…」とのたまいながら自ら次のカードを選ぶ。

ここで選ぶのをやめて山田くんにお願いしないあたりがかわいい。そう簡単に投げ出さないのが真面目でかわいい。

 

③二度目のいのたかチームへの挑戦前

裕翔くんカードに手を置きながら「ン〜フフフフ」と笑っちゃう。その後沈黙。

あり「おっスイッチが」真剣モードに導いてくれて優しい

ゆと「ちょっ難しいなあ、どっちで…」と上を見る。

一旦真剣になろうと頑張るのがめちゃくちゃかわいい。

※ちなみにその後もかわいい暴発

真剣モードの裕翔くん。カードを差し出しながら「これは…」と真剣モード継続中。「…フフフフフ」笑っちゃった〜〜!集中できなかったあ〜かわいいいいいい!!そのまま笑って伊野尾くんを見ながら「はえです」

はえです!!!!世界一かわいい「はえです」!!!!!こんなにかわいく呼んでもらえるなら私の来世の第一候補ははえです!!!

 

④二度目のいのたかチームへの挑戦後

やま「ヤバいって〜」「一旦下がれ一旦下がれ」優しく交代してくれるやまちゃん

あり「しかも力入りすぎてカード曲がっちゃってるよちょっと」

かんわ!!!!!!!!!!!かんわい!!!!!!!!真剣に考えてたんだねえ(涙)(涙)(涙)

やま「俺がぶっ潰してくっから」やまゆとフォーエバ

ゆと「難しいなぁこれ、これ難しいなぁこのゲーム」

かわいすぎる!!!!!!山田くんに交代しても自分のターンを振り返る裕翔くん!!!難しいよねえ!!!これ初見では難しいよねえ!!!でも裕翔くんかわいいからオールオッケーだよ!!!でも裕翔くんはもうちょっと攻略してみたいんだよね!!!かわいいねえ!!!


⑤三度目のいのたかチームへの挑戦前

やま「裕翔の仇は俺が取る!」やまゆとフォーエバ

ゆと「難しいなぁポーカーって(>_<)」

まだ言ってる(涙) かわいい(号泣)

同じことを何回も繰り返して言うのが裕翔くんのかわいいところだなあ〜!誰かに聞いてもらうために繰り返すこともあれば誰に言うでもなく繰り返すこともあり、感情の大きさとか伝えたい気持ちとか自分の中で反芻している様がわかりやすく素直に出てくるの、本当にかわいい。


ジェンガ敗北後

負けた後も悔しそうにジェンガを積む裕翔くん(かわいい)。その後立ち上がりながら「いや難しいよこれ〜」

難しいよねえ!難しいよ!白熱したすごい対決だったよ!よくがんばったよ!これは仕方ない!山田くん裕翔くんの真剣にジェンガを見つめている顔の綺麗さに途中気を取られていたけどすごい対決だったよ!


⑦2分間メッセージ後

あり「あれカメラマンさんに話しかけるのだめよ」

ゆと「なぁんでよお!なぁんでよいいじゃん!」

やま「見てる人誰に話しかけてるのかなってなっちゃうじゃん」

ゆと「そっか…」「難しいなぁ…」

真面目に反省する裕翔くん(涙) いやいや全然大丈夫だよ(涙) 目を逸らしているのが照れてるんだなあって伝わってきてとてもかわいかったので!真っ直ぐで素敵なメッセージだったよ!

 

以上の「難しいなあ」が発されたそばに寄り添っていることが多かった山田くん。難しいなあを聞きながら、下手ちゃんモード裕翔くんのかわいらしさを理解し手を出さずに見守ってくれていた印象。

「やってみ。裕翔もう一回やってみ。」とか「ん?」とか話すトーンが優しい。JUMPの素が出ているよ!な特典映像なのでこの裕翔くんのかわいらしさもそれを包み込んでくれる山田くんの優しさも普段のJUMPのひとコマなのかなあと想像してジーンとしてしまった。裕翔くんが悩みを何気なく相談して、何気なく、でもしっかりと勇気づけてくれる山田くんのエピソードを最近雑誌で拝見するけれど、こういう感じなのかなあと思った。

あと「役者だろぉ!」のトーンも超優しかったんだけど、これには互いの才能と努力への尊敬と羨望を持つやまゆとの関係がチラッと見えてアツかった。

それと(まだあるのかよ)、ゴキブリポーカー終了後、やま「あそこは、さそりですって出すと…」ゆと「そっか…で?さそりじゃないを…」と最終カードの反省会を始めるやまゆとがかわいかった(涙) 真面目な負けず嫌いふたり集まると反省会始めちゃうんだな(涙) こういう何事に対しても真摯に向き合う熱さがあるやまゆと(涙)

山田くんと裕翔くん、包み包まれ、切磋琢磨し、あんなに高い次元で意識し合って支え合って、素敵な関係だな〜バンザァイ!誰だよ目線で語っちゃうくらいアツい。

  

 

 

 

 

  • 「裕翔はね嘘つけないから」

二度にわたる伊野尾くんのこの発言。いや〜いのゆとすげえ〜

伊野尾くんの裕翔くんへの愛おしさが透けて見える展開であった。

山田くんのときは見抜こうとしないし、髙木くんに「いやこの裕翔は」と説明し始めるあたり、裕翔くんへの弟意識が強いのが窺える。

ゆと「むずかしっなんでそんなにわかんのぉ?すごいねえ」

いの「わかるよ(笑)」

ここで思い出される「裕翔(が好きなおせち料理)栗きんとんでしょ?」なんで知ってんの!」のくだり。このゴキブリポーカーの「わかるよ」は単純に顔に出ちゃってるからわかるよ、も含まれているんだろうけど、栗きんとんでの「裕翔のことならわかるよ」のニュアンスも含まれてるっぽいのが良い。


その他のいのゆとお気に入り場面

ジェンガ

いの「裕翔それはなに?」伊野尾くんのお兄ちゃん感よ

ゆと「これ?…これ…これはぁ……さそりでぇす」

言い方!!!!!!「さそりでぇす」の言い方がかわいい!!!!!ちょっと落ち込んで拗ねててかわいい!!!!!!しかも先程のやまゆと反省会を生かしてさそりですなのがかわいい!!ちょっとすみません!!!!全国の害虫及びジェンガの皆様!!!すみませんが今からさそりでお願いします!!!!!


ノストラダムスの大予言

いの「裕翔とか知らないんじゃない?」

ゆと「知らない」

席が近いのもあるだろうだけど、ノストラダムスの大予言を知らない人いっぱいいそうの話題で突然裕翔くんに振る伊野尾くん。

伊野尾くんにとって裕翔くんはJUMPの中の小さい子筆頭だから、ここでは裕翔くんに振るのか…とここで私の中の深読み芸人が意気揚々と登場した。

 

多分伊野尾くんは裕翔くん以外にはこういう感じにならないんだろうな〜と思えるところが良い。

普段むやみに知ったようなことを言わない印象の伊野尾くんが、裕翔のことならわかるよみたいな態度を取ったり、特にツッコまず優しげに裕翔くんを見守ったりする。(主観)

小さい頃から裕翔くんを見てきた伊野尾くん。でもただ長年一緒に過ごしただけでこうなるわけではなくて、今の裕翔くんも昔のイメージのまま素直で真っ直ぐでかわいいという事実があるからこそ、この伊野尾くんがあるのではないか。(主観)

そして「いのちゃんなんか今でも俺のこと小さいと思ってるよね…」と気づいていながら毎度毎度なんで俺のことわかるの?!と驚く裕翔くん。私の心の中のユネスコはこちらの裕翔くんを人類が共有するべき価値ある遺産として登録しています。

伊野尾くんをはじめBESTを中心としたメンバーが裕翔くんを小さい頃のイメージのままでかわいがってくれていることについての私見を少し書くと、そのかわいがりは「裕翔くんが実際はもうこどもっぽくないのにいつまでも小さい頃のまま扱われている」というよりも、こども心を大切にしてきた裕翔くんはその自意識と天性のかわいらしさとそのかわいさを受け入れてもらえる環境とが合わさって今でも現役にこどもっぽくてかわいくて、「その現在進行形のかわいさを積極的にめでてくれている」だと感じる。もちろん大人になられた部分もめちゃくちゃにあるだろうし元々大人っぽいところも多分にあるだろうしビジュアルもこども扱いするのは気が引けるくらいハンサム。だが裕翔くんは今でもこどもっぽくてかわいい部分があるように思う。メンバーは裕翔くんのかわいい部分を他の誰よりもわかっていて、そのかわいさを発揮する場を与えてくれて、そのかわいさを包み込んでくれているんだろうなと想像している。私見です。

 

 

 

 

 

  • 「これはぁ…ぁあちょっと待って」

裕翔くんは全宇宙の生命体、いや有機物無機物含め全物質の中で一番かわいい。

予告編にも差し込まれていたので予告編担当者にも見どころだと捉えられていたのは間違いない。なにせ危機感を覚えるほどのかわいさである。私なんかは危うく心臓が止まるところだった。この危険性を世界が警戒し購入規制がかかるかかからないかの瀬戸際だったことも知っている。

「ぁあちょっと待って」ののち「どっち言えばいいんだ?」でとどめを刺す。広がる傷口。溢れる愛。差し込む光。華やぐ心。歓喜の涙。延びゆく寿命。

ひか「かわいい」同意

やぶ「こどもやん」同意

あり「カード変えて仕切り直してもいいんだぞ」助け舟を出してくれる優しいお兄ちゃん

有岡くんの言葉を受け、カードを変えようと顔の前でカードを両手で持つも目を隠して笑っちゃう裕翔くん。

マジでかわいい!!!!!!!!!!!かわいすぎる!!!!!!!!私の生涯における母性を使い切ってしまったかと思った。ちなみに今現在も母性を溢れさせながら書いているので使い切ってはいない模様。裕翔くんを前にすれば母性など無尽蔵なのだ。

ニコニコと恥ずかしそうに笑って、ちょっとろれつが回りきっていなくて、ふにゃんふにゃんという音が聞こえてきそう。私には聞こえた(幻聴)。「裕翔かわいい!」に対して「やめろよぉ!」の反抗をする余裕もないのか自分のかわいさの受け入れ態勢に入っている。比較的よく見る「やめろよぉ!」もこの世のものとは思えぬかわいさなのだが、こういうふわふわして反抗する気力が弱まっていそうな裕翔くん、恐ろしいほどかわいい。反抗する気力の弱まりにはきっと論理的、経験的に裕翔くんを掌握する立場の伊野尾くんの影響が大きい。伊野尾くんに地球史上最大の幸福が訪れますように。

 

 

 

 

 

  • 「強くなりたいなあ…」


ゴキブリポーカー終了後、やまゆと最終決戦ジェンガの準備を始めたところで、突然背もたれに寄りかかり頭の上で手を組み天井を見つめながら「いやマジむずいわあ〜ゴキブリポーカー…強くなりたいなあ…」とのたまう裕翔くん。

まだ難しいって言ってる(涙)(涙)とかわいすぎる発言に身悶えしたのも束の間、次の瞬間「強くなりたいなあ…」が発される由々しき事態。あまりの事態に心臓が止まり、次の瞬間には通常の10倍のスピードで動く。かわいくて涙が出る。


本気で強くなろうとしているのか本気ではないのか、その真意はわからないので想像するしかないけれど、どちらにしろこういう言葉が出てくるのがかわいい。ピュア、誠実、真摯…。

難しいなあに滲む悔しさ、その悔しさの先に出てくる言葉が「強くなりたいなあ…」なのだ。

今のゲームが悔しかったからゴキブリポーカー強くなりたい、顔に出ちゃう弱み(こちらとしては強みとしか思えないが)をゲームにおいては克服したい、こういう複雑なものを攻略できると今後何かに活きるのではないか、深読み芸人としてはこの言葉からいろんな思いを勝手に想像してしまう。なんてことないゲームでも反省したり向上心を持ったり。コツコツと取り組んで大きな武器を手にしてきた裕翔くんの真髄を見た気分にすらなった。

こういう思いを持っていなかったにしろ、ポロっと出てくるのが前向きで向上心のある言葉なのいいなあと思う。発言者もその周りも嫌な気分にならない。グループの空気を明るくするとメンバーから言われることの多い裕翔くん、はしゃいだり面白いことをしたりというだけでなくこういうちょっとした発言から周りを和ませているのかもしれないなあ。

 

 

 

 

 

  • 「ん〜(言う前から照れてる)みんなを(照れ)…飽きさせないように(照れ)…恋に落とし続けたいと思います…ねえまだ?!2分!!」

照れ裕翔くん降臨!!!!!!!!自ら照れに進んでしっかりと照れている!!!!!トップオブかわいい!!!!!

「恋に落としたい」という照れ発言直前、発言中、発言後、ずっと笑いながら照れている。普段ゆとじゃんで照れる裕翔くんを耳で楽しんでいるわけだが、このように映像としてお送りしてもらえるなんて我が人生に一片の悔いなし。この映像は私の棺に入れてほしい。燃やして消えてしまうのも悲しいので遺品用としてもう一つ初回限定盤1を買っておこうかな。


この言葉に限らず、メッセージ全体で照れ笑いが見られる。フフフって途中で笑っちゃう裕翔くん。椅子を前後に揺らしたり、メンバーのいる扉を何回も振り返ったり。改めて言うのに照れちゃうのと、ひとりで部屋に残ってメンバーが見ていることに照れちゃう。かわいすぎる。


このようなファンへのメッセージでおふざけなしに真剣に言おうとして(それ故に照れちゃうけど)、キラキラな言葉もつけようとする裕翔くんがとっても眩しい。

ファンへの真っ直ぐな言葉、自分はファンにとってキラキラした存在だという意識、恥ずかしくなっちゃう人間らしさ、全部全部ひっくるめて裕翔くんは私にとっての最高のアイドルだなあ。


はしゃぐもへこむも騒ぐも拗ねるも照れるも素直にそのままの感情を出していそうだな〜と感じさせてもらえる瞬間が楽しくて仕方がない。そうさせてくれる裕翔くんは強くて優しくてかっこよくて、そしてやっぱりかわいいなあと思う。大好きだなあと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


こんなに書いたのに全然足りない。

書ききれなかったかわいいポイントが星の数ほどあったので、狂気のかわいい箇条書きを決行しようかと思ったがいかんせん星の数ほどあるのでこの興奮は一旦胸にしまっておくことにする。

 

 

見終わって黒いテレビ画面に映る自分の顔にびっくりする。どう見ても人類を救った顔ではない。どうやらこのかわいいは人類を救わずとも1485円(税込)を払えば誰でも享受できるらしい。安すぎる。

人類を救わない人類(私)をも破格のかわいさで楽しませてくれる裕翔くん、なんて慈悲深いんだ。裕翔くんこそ紛れもない人類(私)の救世主。

 

 

 

WILD感想(今更)

 

 

 

はーーーーWILD楽しかった〜〜〜〜〜!!

 

(今更)

 

 

 

裕翔くんの初ストレートプレイ舞台、裕翔くんにとって大変重要なお仕事だと気合を入れて観劇態勢を整え、楽しくも貴ぶべき日々を過ごしたのだけど、いかんせんツイッター大好きな私がログアウトしてまで勉強してた時期だったので感想を1ミリも吐き出せなかった。全部1人観劇だったので感想を話す機会もなかった。自己満足のために書きたい。よっしゃ今から書きます。

 

ちなみにWILD期間はツイッターやブログでの感想や考察を一切見ていなかったのでこれから書くのは純粋なる私の感想なのですが、きっと多分絶対他の方の観劇感想と被っている部分があると思います…これを読んでいる方いないだろうけどご容赦ください…

 

 

 

 

 

裕翔くんの演技を生で見られるじゃん……!!!!!!

 

WILDを観劇する度感動していたのがこれ。すごくない…?!と毎回自分に話しかけながら新大久保駅からグローブ座まで歩いていた。楽しかったな〜〜あの時間。

1年ぶりのグローブ座への道だから最初は緊張しながら歩いてたのにだんだん「あ、この道昨日ぶり〜〜(どや)」などと心の中でイキって歩くようになったのも楽しかった。

駅から劇場まで歩くだけでこんなに楽しめるんだから自担の舞台ってすごい。

 

 

 

裕翔くんが雑誌で「双眼鏡はあまり使わずに舞台全体を観てほしい」という趣旨の発言をしているのを読んで、裕翔くんがそう言うなら…と私的初日は結構ガチで舞台全体を観ていた。

ロランスさんや斉藤さんや小道具をかなり見ていたので裕翔くんのことを全体通して半分かそれ以下くらいしか観ていなかった。

これにはコンサートにおいて全日本野鳥の会名誉会長に就任する勢いで裕翔くんを覗きまくっている私も驚いた。ドラマ出演の際も「僕だけじゃなく作品全体を見てください」とおっしゃるのを聞きながら気づくと裕翔くんの顔面ばかり追いかけてしまっているのに。

作品全体を意識的に観られたのは、今回の舞台の内容は少し難しいかもという雑誌での裕翔くんの発言を受けてかなり身構えていたからだと思う。

まあ少し慣れてからは裕翔くん美しいな…と見とれてたらだいぶセリフ進んでましたけどね。通常運転。

 

 

 

 

 

ここからは内容についての感想を

 

まず、真っ暗闇からかなり大きな雑音機械音人の声が聞こえてだんだん大きくなっていくところで恐怖を覚える。何かが迫ってくるよう。

この音、開演前にも時折鳴ってて、開演中だけの話ではないよあなたのいる現実世界でも同じだよと言われているような感覚になった。

最後にアンドリューが客席側に駆けていくのも客席もこのステージの延長線上にあるよ同じ世界だよということなのかなと想像してみた。勝手な解釈ではあるけれどよりリアリティを持って観劇中も観劇後も考えさせられる。

 

大きな音がスッと消え、突如現れるアンドリューと女。音に気を取られているところに急に目に入ってくるのは結構ビックリする。

そして毎度毎度、裕翔くんだ…!とニタニタしてしまう。音によって「WILD」という作品を観る緊張感が増しているところに私のめちゃくちゃ好きな方が現れるので興奮する。

 

 

 

 

「戦争を説明するには?痛みや血や美談ではなく心情を説明するには? そう、それは人智を超えてる」というニュアンスの女の発言が個人的には恐くなるところだった。尋問により精神が傷ついても、針を手に刺して血を出しても、信用できる証拠を見せるという綺麗事をしてみても、人間の心情は人間にはわかり得ない。さらにその直後に女も消えてしまうのだから心情どころか目に見えているものさえもわかり得ないのだと思えてくる。

人智を超えているのなら、私達は他人の心さらには自分の心すら知り切ることができないけれど、人智を超えていると知っている(男女)のといない(アンドリュー)のとでは世界の見方が違うのだろうと想像した。

 

 

 

アンドリューはピュア。

今の世界では人々は信じることをしなくなった。そんな人々を救うために僕はこれをした。これで人々が気づきを得て僕の勇気が伝染し何かの運動のきっかけになる。世界が良い方向に行く…と思っている。現状を悲観しつつも劇的に世界が良くなると信じているし、自分の行動はそのための価値あるものだったと信じている。

女が深刻そうに打ち明けた名前を本名だと信じるし、手を犠牲にして証明してみせた針刺しも信じる。アンドリューは疑うことを知らないわけではなく、目の前の相手の心の動きを自分が見えている範囲で判断する人なのだろうと思う。それは現代社会では安全なことだとは言えないだろうし、アンドリューは危機感のない奴だと観客である私は見ていてヒヤヒヤする。

一方、女は意見を持って言っているというより常にアンドリューと反対のことを言おうとしている感じ。どこか諭しているような。

最後の方に男が「アンドリュー、君もみんなと同じだ」と言うところでは、自分は周りと違って世界を信用すると息巻いていたアンドリューはホテルの一室すら信じられなくなる。

人々はアンドリューがやったことによって人は嘘をついていると疑うようになる。けれどそれは別に人々にとっては大したことではないし予想外のことではない。だからそれがわかったところで政府や世界を信じることは止めないだろう。なぜならその方が楽だから。

人々が世界に絶望しているという前提も、アンドリューの行動によって世界が白紙に戻るという理想も、間違っているのかもよ。だってほら、その証拠に君が信じ切っていたこの空間ですら間違っているのだから。

アンドリューよ、世界は、人々の心情は、人智を超えてるんだよ。

 

そう諭しているような男女の言葉に観客である私はハッとする。警鐘を鳴らされている感をいつもここで感じていた、私は。

 

さっきまでアンドリューのことをヒヤヒヤして見ていた私も実はアンドリューと同類であり、アンドリューも実はみんなと同類なのだと考えさせられる。

 

でも、アンドリューのように目の前のことを信じ、そうして正式に契約が結ばれるような世の中を理想とすることまでも完全に否定することはないのかなとも思う。非効率的だし、心に留めておく程度しかできないかもしれないけれど。アンドリューを見ていて少しの眩しさを感じたのも事実。

 

 

終わってみれば、アンドリューの頭の中で信じる気持ちと疑う気持ちの葛藤として現れたストーリーだったのかなとも思う。それはアンドリューの頭の中と同様に観客である私の頭の中でも起こっていて、これこそが私の感じていた"警鐘を鳴らされている感"だった気がしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裕翔くんの目の演技が凄い。

アンドリューに生気がみなぎっている感じが目からかなり感じられた。

例えばアンドリューには死ぬという選択肢がなさそうなあたりとか。

女が「私達はあなたが自殺するんじゃないかと思ってるの」と言ったら「…ほんとに?」と意外そうに言っていたし(ここの二度見がかっこよくて好き)、命を狙われているんだよと言われれば深刻そうな表情になる。これからの世界が良くなると信じていることにこの生気が繋がっているんだろう。

 

生気で溢れているからか怒ったり呆れたり怯えたりと表情豊かなアンドリューだけど、それを表現する裕翔くんの目の変わり具合が凄い。

呆れて怒っているときと本当に怒っているときの目の中が全然違う。眼球取り替えた?と本気で思うくらい違う。恐怖を感じる目は本当に怯えていて消えてしまいそうな負けそうな目をしている。同情の目や呆れる目、疑いの目、軽く疑う目やかなり疑い睨みつける目、どれも全て違うし全てがアンドリューの感情を物語っているようで、アンドリューの目だけ見ていても話の筋わかるな、と思うほど。

もちろん目だけでなく顔全体の表情の機微がすごい。あんなにほっそりしたお肉も筋肉も最大限削ぎ落としましたというような小さなお顔でなんであんなに表情が凄いのか。

 

 

アンドリューはきちんと相手の目を見て話を聞いている。いい奴。

ところどころ「僕は聞いてないよ」というようにボールを宙に投げて背を向けたり顔を背けたりしているけれど、まあまあ話に返事するのでちゃんと聞いているし返事が棒読み食い気味の「へー」でもなんだかんだ聞いている。ちゃんと話を聞くいい奴という印象。育ちがよさそう。スノーデンも両親公務員だしね…

そして育ちの良さが滲み出る行動や表情が裕翔くんは上手すぎる。

へーという棒読みも恨みのこもった目をしないあたり、いい人そうなのがわかるんだよな。

 

とにかく、そういう細かい人物設定を想像できてしまうほど、裕翔くんの表情にはちゃんと周到に考えて練られた意味があってそれを的確に観客に伝わる表情で表現する力がめちゃくちゃあるのだとよくわかった。裕翔くんの表情の機微は努力と才能という感じ。裕翔くんは周りを観察するのに長けていてそれを高いクオリティで自分のものにして表現できる。そのように人を観察する習慣があることで人から見た自分の表情を客観的な視点で出すことにも優れていくのかもしれない。モノマネでよく裕翔くんは褒められているけれどその才能はかなり演技に生きているのだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから、アンドリューかわいいポイント

ウイスキー受け取り

フェイントされるパターンもかわいかったけど、女にグラスを離してもらえないパターンが好きだった。女から勢いよくグラスを引き剝がしてウイスキーがこぼれたときの「うおぉ!」という驚きのリアクションと、その後萌え袖にしながらグラスの側面やジーンズを拭いている様子がかわいかった。回を重ねるごとに盛大にこぼすようになり、どのくらいこぼれたかグラスを顔の前で確認するのもかわいい。

○水を口に含みながら女の言葉を訂正

焦って飲み込んでからの「…違います!」。きゃわいい。苦しそうな顔しながら必死に飲み込んでいる様がきゃわいい。

○ジャンピングアンドリュー

さすがの跳躍力。こればかりは裕翔くんを感じずにはいられなかった。何の反発性もない床であんなに跳んでいるの異様なんだけど裕翔くんなので納得である。裕翔くんであればなんでもかわいい病に冒されているのでここはどう考えてもかわいい。手を頭の上にかざしながら膝を伸ばしてジャンプするのも、膝を曲げて二段階に伸び上がる高度なジャンプもどれもかわいい。

○ジャンケン

男がグーを出すと真剣な深刻な顔をしながら頷くのがきゃわ。ゆっくりとパーを出すのもきゃわ。

ウイスキーを吹きかけられる

「うっわ!」とか「冷た…!」とか「ああぁあ!」とか「めっちゃかかった…」とか毎度小さく呟きながらジーンズをゴシゴシ拭く様子に和む。

ティッシュ探し

ティッシュ!」と女に言われて部屋中を探し回るアンドリュー。かわいい。裕翔くんの脚が長すぎて2、3歩で部屋の隅まで高速到着するあたりが好きだった。

ティッシュ!」から探し始めるまでにフリーズし始めたり、棚を開ける手が尋常じゃないくらい震えていたり、いつも1つずつしっかり丁寧に棚を開けていたり、探している最中に下手2階あたりの宙を見つめる謎時間が発生したり、ずっと面白い。リュックの方に方向転換してから食い気味に「あった!」っていうのもかわいくて笑ってしまう。

○ないね!

女に私達合うんじゃない?みたいなことを言われたときに「ないね!」と何度も言うところ。真剣でかわいい。キッパリと言う様子が驚くほど爽やかに仕上がる。顔がいい。

○ボールを宙に投げる

聞いてませんよ、と言うように椅子に座ってボールを宙に投げて見せるのがかわいい。椅子の向きを変えたり女に宙に投げたタイミングでボールを奪われて「あっ」と言ったりする回がかわいさ増し増しだった。

○Tシャツを急いで着る

上裸で女から誤解され「んん~ああもう!」と言いながらTシャツを急いで着るところがかわいい。Tシャツの裾がくるくると巻き上がってすぐに着られない回が特にかわいかった。客席もだいぶ沸いてた。わかる。

○息を吹き返すアンドリュー

女が手を刺すのをゼェハァ言いながら緊張の面持ちで見つめているアンドリューが女から目を逸らしてウイスキーを取りに行くところ、「っはぁ!」と今息を吹き返しました!みたいな息継ぎをしていてかわいかった。これは毎回じゃなかったかも。

○床に六芒星を描く

これ、床に指でいじいじしてるからアンドリューかわいいなああ!と感激していたのだけど、よく見たら△2つの六芒星描いてるじゃないかと遅ればせながら気づいた。

あと六芒星繋がりで、折り紙も六芒星。恐らくこちらの折り方ですよね。会話をしながら移動しながらあんなにぴっちり折れるのすごい。

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六芒星にどんな意味が…?と思ったけれど魔除けとか自然界の構造とか私的にはしっくりこないものが多くて結局わからず終いだった。星条旗や赤い帽子は五芒星でペンタゴンを含め5という数字がアメリカ関連で見られるので比較する意味もあるのかなと思ったけどよくわからんな…

アンドリューが六芒星を床に描いたり折ったりしているときは心を落ち着けようとしているのかなと思ったりもした。折る前に深呼吸をしている様子も見られたし。

ジーンズに指を入れる

Leeのお尻ポケットに波形ステッチがついたジーンズをはいたアンドリュー。お尻ポケットに親指だけ入れてるのが好きだった。不安そうに会話をしながらポケットに入れる感じ。この癖に関しては裕翔くんがラジオで言っていたけれど。普通のありふれたジーンズなところがデートでケンタッキーに行くアンドリューらしい。

服に触れたついでに靴。ジャック・パーセルのネイビー。一時期私も履いていたもんだからテンション上がった。CONVERSE好きな裕翔くんがCONVERSE履いてるのを見るだけで嬉しい。履き古したような汚れがついているのも細かいな。

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最後に、裕翔くんの挨拶。

客席に向かって少し顎を引いて口角を上げてニコッとしてくれるのも、2階席のあたりを凛々しい顔で爽やかに見上げるのも素敵だった。裕翔くんかっこいいな…と500兆回目の気づきを得る。ロランスさんと斉藤さんと仲良さそうにしているのも好きだった。特に裕翔くんが斉藤さんのお尻をツン!としていた回。お二方とも超楽しそうで、客席にいるこちらは危うく叫びそうになった。

最後に客席を振り返って胸の前で拍手して颯爽とはけていく裕翔くん。それを見る度にフワ――っと脳みそが溶けていく。

最後の裕翔くんの笑顔の挨拶がいつもかわいくてかっこよくて、この笑顔大切すぎるなマジでと思えて泣けた。

裕翔くんって凄い人なんだなあとびっくりする。裕翔くんが凄いだなんて100年前からわかっていたつもりだったけれど、なんだか次元の違う凄さだということをかなりビシビシと実感した。

裕翔くんの精神力はわたしなんぞには想像もつかないほど高いのだろうなと思った。凄い。

凄い凄いばかりじゃなくてかわいいとも思わせてくれるのも凄いんだよなあ!結局凄い!

 

 

 

 

とても素敵な日々だった!裕翔くんのことを好きでいることが誇り!

WILD制作に関わった皆様、ありがとうございました!

裕翔くん、ありがとうございました!